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鈴の鳴る道―花の詩画集 (花の詩画集)
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| 商品カテゴリ: | アート,建築,デザイン
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| セールスランク: | 52452 位
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急ぎ足の日々にやさしくささやく詩絵たち
生まれ育った田舎の町を離れ都会で暮らす日々。
急ぎ足で過ぎて行く毎日を追いかけ、追いかけられ
疲れたときに時々立ち止まりたくなる。
花の絵とともに今日という日を綴ったこの詩絵集は
そんな僕をやさしく包み込んでくれました。
その中で「日日草」が一番好きです。
今日も一つ
悲しいことがあった
今日もまた一つ
うれしいことがあった
笑ったり 泣いたり
望んだり あきらめたり
にくんだり 愛したり
・・・・・・・・
そして これらの一つ一つを
柔らかく包んでくれた
数え切れないほど沢山の
平凡なことがあった
日日草より
魂の清冽な音色を聞き取る大切さ
広く知られている、この人と作品、今更紹介することはないでしょう。初版以来20年を経た今頃になって、私は初めてレビューを書かせてもらうことになりました。
買ってあったこの本「鈴の鳴る道」…この度改めて注目させられたのです。それはなぜ 「鈴」なのかということです。それは普通の健康体の人の接する鈴ではなかったのです。車椅子の身の上にとって、でこぼこ道は苦の種だったのに、ある時その車椅子につけていた鈴が「チリーン」と鳴ったのを聞いて富弘さんは感動したのです。なるべく避けていたでこぼこ道で鈴が鳴ってくれることを発見したのです。
「人も皆、この鈴のようなものを、心の中に授かっているのではないだろうか」と気づくのです。平らな道を歩いていたのでは鳴ることがない、人生のでこぼこ道にさしかかった時、揺れて鳴る鈴なのです。
なるほど、なるほど、とうなずきながら、本書題名の拠って来たるところに共鳴させられたしだいです。一点、一点、魂をこめて、そして何より不自由な身の上で描かれた花の絵、詩文に「澄みきった魂の音色」を感じたのです。ただ美しいという皮相的なとらえ方ではなく、この人の魂の清冽の音色に耳を澄ませて聴き入ることが大切だと深く感じ入った次第です。
読んでも見ても楽しめる
詩画の素晴らしさはもちろんですが、エッセイも面白いです。その絵にまつわるエピソードを、あたたかな文章でつづってあります。長くもなく短くもなく、非常に読みやすくて親しめます。エッセイを読んだ後にもう1度詩画をじっくりと見ると、違う視点から見ることが出来ると思います。
偕成社
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